南半球のオーストラリアで開催されたゴールドコーストマラソンに参加してきました。2万人規模の大会で日本人参加者は850人程、前年優勝の川内選手、お馴染みの谷川真理さん、長谷川理恵さんも参加していました。
スタートですぐ隣にはその長谷川さんがいて、5km手前位までは僕のすぐ後ろを走っていたようなのですが、そこから前に出られ、間もなく視界から消えていきました。綺麗なピッチ走法が印象的でした。ちなみに僕の初フルが2000年のホノルルだったのですが、長谷川さんもそのレースが同じ初フル(確かサブフォー達成)だったので、何だか不思議な巡り合わせを感じました。今回も完敗だったので、次回こそは勝ちたいものです。
さて、フルはブランクがあったので、まずは記録を残したいと思い、手堅く3時間30分狙いで行ったのですが、後半失速してしまい結果は3時間41分でした。「レースにまぐれはない、練習した分だけ結果が出る」と前日のモーニングランの時に谷川真里さんが言っていましたが、その通りだと私も思います。その後の完走パーティーでは、川内選手も顔を出していて、ハイテンションで喋っていたのが面白かったです。今回は転倒もあって3位と結果が出せなかったので、来年もゴールドコーストにエントリーしてリベンジすると熱く宣言していました。
ゴールドコーストの街並みは大変綺麗で、青い空と眩しい陽射しの中、陽気なオージーの声援を受けながら走るのは最高に気持ち良かったです。国籍や人種、肌の色など関係なく世界中のランナー達とフェアに競え合えるマラソン競技も素晴らしいなと思いました。
真夏の祭典!奥武蔵ウルトラマラソン(通称:おくむ)に初めてチャレンジしてきました。
<参加資格>
3年以内に70㎞以上のウルトラを完走、かつ起伏の激しいコースと暑さに対するトレーニングを十分積んでいる20歳以上の男女
ということで、参加者は全員ウルトラランナーです。
2年前、この大会をトレラン遊びついでに見学&応援に行ったとき、「こんなクソ暑いときに、こんな山坂道で、こんなことやる変人・変態(失礼)がいるなんて、ありえねえ!世の中広いなあ!」と思ったものです。
今年は、その変人・変態になってみました。
埼玉県毛呂山運動公園がスタート&ゴールです。
序盤は鎌北湖周辺を20㎞ほど走り、その後山間の林道に入ります。50㎞付近の「県民の森」(西武線の駅でいうと芦ヶ久保、北側の山の上)で折り返す全行程78㎞。標高差800mを上って下りてきます。山の中ですが走路はトレイルではなく、全編アスファルトのロードです。
7月27日梅雨明け間もない猛暑の日。天気予報やニュースでは、「運動は避けるように!」そんな日でした。
朝7時スタート。スタート前の準備運動を全員で行いますが、その時点で汗が顎からポタポタとしたたり落ちます。
スタートして間もなく、前方にスマランTシャツ?らしきものを発見! あれっ? おつさんはエントリーしていないし、私一人のはず・・?? 追いついてみたら、まえまえさんでした! 野辺山・サブ10のつわものですね。
少しの間、2人でおしゃべりしながら進み、上り坂の渋滞でお別れしました。まえまえさんに先に行ってもらいます。私とはレベルが違いますからね。
序盤は平坦だと思っていたのですが、案外アップダウンがあり、加えて日陰がほとんどないため灼熱地獄です。早く山に入りた~い。
途中、ベテランランナーの方と並走してお話ししたりアドバイスをもらったり。そこで、他のウルトラ大会の話になり、
私:「野辺山って、かなりキツイらしいですよね? 自分にはまだ無理だと思っているのですが、
どんな感じですか?」
ベテランさん:「野辺山はキツイねえ。このレースと同じくらいキツイよ。」
私:「えっ?・・・。」 そんなにこのレース、キツイの? ここでちょっと不安モードに。
なんとか序盤の灼熱地獄を終え、山間林道に入ります。木陰が涼しいです。ここからはトレランや秋の大会(グリーンラインチャレンジ)、トレーニングで何度も走っている慣れた道です。
さあ、おくむ本番! 気合いが入ります!
ところが、いつもは走って上れる上り坂が走れません。序盤の暑さでかなり消耗してしまったようで
す。ここで無理をしては最後までもたないので、キツイ上り坂は歩くことに決めました。
27㎞地点、スマランメンバーが応援に来てくれている「ユガテ」のエイドステーションに到着。
3時間半もかかってしまいました。弱った体と心に皆さんの笑顔が沁みます。うれしくて泣きそー。スマランメンバーはこの後宮沢湖温泉だって。ビール飲むんだろうなあ。うらやましいぞお。うらやましくて泣きそー。
この応援は大きかったですね。元気が出ました!
ここでは、会社のラン友2人も応援に来てくれていて、この後、高山不動尊の上までこの2人に引っ張ってもらいました。
1人になってもまだまだ上りが続きます。まあ、とにかく暑くてヘロヘロ・・・。
が、一転、45㎞過ぎになるとあたりが急に暗くなり、空気が冷たくなります。来ました雷雨!予報でも伝えられていましたが、予想以上に早く来ました。しかも、間近で炸裂する雷と土砂降りの雨!半端ないです!標高800m以上ということで、雷が上ではなくて横や下で鳴っています。今までに経験したことのない雷雨でした。雷に打たれて死ぬのだけは避けたいところです。これでリタイアを決めたランナーもいたようです。
雷雨の中を進むと、途中、まえまえさんが折り返してきました。速っ!ハイタッチしようとしたのですが速すぎて無理。さよ~なら~。お元気でいってらっしゃ~い。
その後、一旦止むものの、折り返しの後でまたしても物凄い雷雨が始まりました。道が川になります。雷も怖いし下り基調なので、やけくそ気味にバシャバシャと下っていきます。これはこれで案外楽しかったですよ。
60㎞付近まで来てやっと雷雨は一段落。
この後、濡れたソックス&シューズのまま下りを走っていると、足の裏が擦れて痛くなってきました。(この痛みはレース後も私を困らせました。)加えて、70㎞手前では持病?の左膝痛が発症。このコースなら膝だって悲鳴をあげますね。ここで、今回は奥の手(禁じ手?ドーピング?ウルトラランナーの友?)「ロキソニン」を投入。これが当たりました。痛みも引き、ラスト5㎞はかなりいいペースで走り、無事にゴールテープを切ることができました。
トータル 10時間26分44秒 (制限時間 12時間)
この雷雨、私にとってはどちらかというと恵みの雨だったように思います。暑さで火照った体を冷やしてくれました。あの暑さのままだったらどうなっていたことやら。
この大会、主催がスポーツエイドジャパンなので、エイドがとても充実しています。約3㎞ごとに置かれ、飲み物・食べ物ともに種類も多くとても楽しめます。かき氷やノンアルコールビールも。&水着の美女が「かぶり水」をかけてくれるサービスもオジサンにはとてもうれしい(笑)
ちなみに、エントリー数 1664名(女子358名 男子1306名)
こんな過酷な大会にもかかわらず、女性がとても多いことに驚かされました。
きっと、スマランから女性おくむランナーが出現する日もそう遠くないでしょうね。
最後に、応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。おかげさまで無事完走することができました。感謝しています。
来年はもっと多くのスマランメンバーがこの大会に参加するかもしれませんね。そしたら私は、応援&トレラン&温泉&ビールの方に回ろうっと。
報告者 アキモ
土曜日の夜にりこさん、あっしーさん、おつさん、かっしーさんの5名でお台場で行われたサマ―ナイトリレーマラソンの3時間の部に参加してきました。
昼間はかなりの猛暑でもうしょうがなかったんですが、夜は昼間の暑さが嘘のように涼しかったです。
犬飼コーチとひこさんが出場するからと締切数日前にメンバーを募集し集まったメンバー。
その中でスマランで大会に出場する方も4名もいました。
お台場は2011年のサンタファンラン以来ですかね。ジャイアンツの鈴木選手や相馬市の子供たちと走ったあの日以来。
今回は夢の大橋が舞台で、チームR2のチームや100km世界記録保持者の砂田さんもいました。
走順は私、おつさん、りこさん、あっしーさん、かっしーさんの順に決定。最初の1巡目は1.3kmのコースを
1周ずつでしたが、あまりにも休憩が短いので2周ずつに2巡目は変更しました。
同時に12時間の部も行われていて、そのためにエイドも充実していましたね。スイカもありました。
その他クイズイベントや抽選会などいろいろ・・・
chocolaさんやよね太郎さんも幟を持って応援に来てくれました。
となりのチームは自分たちでもエイドを用意していたのを見て、次回はいろいろ用意して楽しみましょうというこ
ことになりました。
ラストが近づくと皆でカウントダウン。またこれがリレーマラソンらしいですね。
結果は158チーム中28位でした(29周で37.7km)でした。
この大会エントリー代は少し高いけど本当に楽しく、イルミネーションもきれいな大会でした。
また次回も参加しますよ。今度は皆で参加しましょう。
報告者 ゆうきくん